18世紀のフランス・パリで生まれ、現在の「タロット占い」の土台を作り上げたパイオニア的人物。
本名は、ジャン・バプティスタ・アリエット(Jean-Baptiste Alliette、1738年3月1日 - 1791年12月12日)といい、「エテイヤ」の名は、「アリエット」という本名のアルファベットのつづりをさかさまにしたもの。
エテイヤがいなければ、現在における世界中のタロット占いのブームは存在しなかったと言われている。
幼少のころよりカード占いの研究を始め、数々の占いに関する書籍を出版し、パリにおけるカード占い師としての地位を不動のものとする。1770年頃には、間もなくフランスで革命が起こる事や、多くの人々がそれによって生贄にされる事を予見していたと伝えられる。
パリの著名な考古学者であり、フリーメイソンのメンバーでもあるアンソニー・クール・ド・ジェブラン(antoine court de gébelin)が唱えた、タロットの「エジプト起源説」に触発され、「タロットカードにはエジプトの叡智が込められている」という思想のもとに、独自の研究によって、タロットパック「GRAND ETTEILLA」を作り上げた。
後世のタロット研究者の中には、この、すべてのタロット占いの元となったタロットパックを「偽物」と批判する者も現れ、長くエテイヤの名が過小評価される時代が続いたが、近年では、現代のタロット占いの様式に多大な影響を与えたエテイヤの功績が、ロナウド・デッカーを始めとした21世紀のタロット研究者らによって、再評価されつつある。
1971年生まれ。
専門は四柱推命とタロット占い。占いオフィス「シルフィーユ」主宰。
フランス・パリに、タロット占いの始祖である、エテイヤの調査と取材を敢行。
エテイヤの「GRAND ETTEILLA」研究、翻訳、書籍の執筆、占い講座の開催などを中心に活動を行い、「エテイヤ研究の第一人者」としても有名。
幼少の頃より、占いや精神世界の事に興味を持ち、14歳の頃から30年以上タロット研究を続けている。タロットの歴史学の権威・伊泉龍一氏に師事し、永年にわたる実践に則ったタロット・リーディングには定評があり、口コミのみにも関わらずリピーターが後を絶たない。著作として「タロット占い完全マニュアル」(総和社)を執筆。雑誌の記事の執筆や携帯サイトなど、幅広い分野で活躍している。
◆雑誌掲載
「TOKYO1週間」(講談社)、「週刊ゴルフダイジェスト」(ゴルフダイジェスト社)、「月刊De☆View」(オリコン・エンタテインメント)、「もっと元気になる! 大人女子の本当の占い」(ギャップ・ジャパン)他多数
◆テレビ出演
「とくダネ」(フジテレビ)
「エテイヤ・タロット」は、占い用のタロットカードとして最も古い歴史を持つ「GRAND ETTEILLA」を、エテイヤ研究の第一人者である浅野太志氏の長年に渡る研究によって、現代に蘇らせたカード占いです。
「GRAND ETTEILLA」は、史上初の占い専用のタロットパックとして、1789年、フランス革命のその年にパリにて誕生しました。
混迷のパリにて産声を上げたこのタロットカードは、未だに秘密のベールに包まれている部分が多く、また、扱い方が非常に難解であるため、現代において、きちんと扱えるタロティストは滅多に存在せず、超上級者にしか扱うことの許されないカードと言われています。
一般的なタロットパックと大きく異なる点として、カードの順番は、古代エジプトの賢者ヘルメス・トリスメギストスの教えに基づいた独自の順番(1~78の連続した番号)となっており、カードタイトルや絵柄も、エテイヤ独自の研究によって、全てエジプト風に改編されています。
LE CHAOS
(混沌)
LA LUMIERE
(光明)
LES PLANTES
(根づいていくもの)
LE CIEL
(天空)
VOYAGE
(旅)
LES ASTRES
(昼と夜)
LES OISEAUX
(肉食鳥)
REPOS
(休息)
LA JUSTICE
(正義)
LA TEMPERANCE
(節制)
LA FORCE
(力=剛毅)
LA PRUDENCE
(賢明)
LE GRAND PRETRE
(偉大な司祭)
LE DIABLE
(悪魔)
LE MAGICIEN
(呪術師)
LE JUGEMENT
DERNIER
(最後の審判)
LA MORT
(死)
LE CAPUCIN
(修道士)
LE TEMPLE
FOUDROYE
(雷に打たれた寺院)
LA ROUE DE
FORTUNE
(運命の輪)
LE DESPOTE
AFRICAIN
(アフリカの暴君)
ROI DE BÂTON
(棒の王)
REINE DE BÂTON
(棒の女王)
CHEVALIER DE
BÂTON
(棒の騎士)
VALET DE BÂTON
(棒の従者)
DIX DE BÂTON
(棒の10)
NEUF DE BÂTON
(棒の9)
HUIT DE BÂTON
(棒の8)
SEPT DE BÂTON
(棒の7)
SIX DE BÂTON
(棒の6)
CINQ DE BÂTON
(棒の5)
QUATRE DE BÂTON
(棒の4)
TROIS DE BÂTON
(棒の3)
DEUX DE BÂTON
(棒の2)
AS DE BÂTON
(棒のエース)
ROI DE COUPE
(カップの王)
REINE DE COUPE
(カップの女王)
CHEVALIER DE
COUPE
(カップの騎士)
VALET DE COUPE
(カップの従者)
DIX DE COUPE
(カップの10)
NEUF DE COUPE
(カップの9)
HUIT DE COUPE
(カップの8)
SEPT DE COUPE
(カップの7)
SIX DE COUPE
(カップの6)
CINQ DE COUPE
(カップの5)
QUATRE DE COUPE
(カップの4)
TROIS DE COUPE
(カップの3)
DEUX DE COUPE
(カップの2)
AS DE COUPE
(カップのエース)
ROI DE D'EPEE
(剣の王)
REINE DE D'EPEE
(剣の女王)
CHEVALIER DE
D'EPEE
(剣の騎士)
VALET DE D'EPEE
(剣の従者)
DIX DE D'EPEE
(剣の10)
NEUF DE D'EPEE
(剣の9)
HUIT DE D'EPEE
(剣の8)
SEPT DE D'EPEE
(剣の7)
SIX DE D'EPEE
(剣の6)
CINQ DE D'EPEE
(剣の5)
QUATRE DE D'EPEE
(剣の4)
TROIS DE D'EPEE
(剣の3)
DEUX DE D'EPEE
(剣の2)
AS DE D'EPEE
(剣のエース)
ROI DE DENIER
(貨幣の王)
REINE DE DENIER
(貨幣の女王)
CHEVALIER DE
DENIER
(貨幣の騎士)
VALET DE DENIER
(貨幣の従者)
DIX DE DENIER
(貨幣の10)
NEUF DE DENIER
(貨幣の9)
HUIT DE DENIER
(貨幣の8)
SEPT DE DENIER
(貨幣の7)
SIX DE DENIER
(貨幣の6)
CINQ DE DENIER
(貨幣の5)
QUATRE DE DENIER
(貨幣の4)
TROIS DE DENIER
(貨幣の3)
DEUX DE DENIER
(貨幣の2)
AS DE DENIER
(貨幣のエース)
LA FOLIE
(狂気)
当コンテンツでは、「エテイヤ・タロット」の的中力を最大限生かす展開法として、浅野太志氏が考案したオリジナルスプレッドである「ピラミッド・スプレッド」を使用します。
45枚のピラミッド型に並んだカードのうち、最上部の3枚(1~3)は、「総合的な運命(問題の主題)」、「問題の原点」、「隠れた本質」を見るために使用します。
ピラミッドの上部のポジションは「過去・原点」を表し、下部のポジションになるほど、「未来・結果」を表します。
また、ピラミッドの中央のラインである5・13・25・41のいずれか一ヵ所には必ず、占う対象者を示す「本人カード」(「1.LE CHAOS(混沌)」もしくは「8.REPOS(休息)」)が配置されます。
本人カードの周辺に出ているカードは、占う対象者の潜在意識、顕在意識、願望、恐れ、今後の選択とその結果など、詳細を見ていくために使用します。
また、上記とは別に、タロット占いにおいて「神秘の数」とされる「7」の倍数のポジションには、「生命の木」のセフィラーと対応させ、それぞれ以下の意味を持たせています。
7:万物の始まり = 今の時点の状況
14:存在の本質 = 物事の核心となる部分
21:受動的原理・制限 = 障害となるもの
28:個体化と物質化 = 物事がどう進行していくか
35:破壊 = 注意すべき事
42:美・調和 = 全てを複合した最終結果