- Written by タロット占いラーヤ
恋愛を自ら壊してしまわないために
彼のことが大好きなのに、どうしてもついケンカしてしまう……。
彼のちょっとした言葉に勝手にイラ立って、一人で苦しんで、つい自分から「恋の終わり」を選んでしまう……。
好きな彼ができるたび、「今度こそうまくいきますように……」「彼との関係を壊してしまいませんように……」と丁寧に恋を始めるのに、時間が経つとまた同じことの繰り返しになってしまう……。
そんな風に、つい自分から爆発して恋を終わらせてしまった経験はありませんか?
今回は、恋愛でうっかり「自滅」してしまわないために、とっても大切なことをお伝えしますよ!
「自滅」を防ぐために大事なのは、たったこの2つ。
まず、彼の気持ちを思いやらないこと。
そして、「彼はきっとこんな気持ちだろう」と勝手に決めてしまわないことです。
――そう、これはいわゆる「忖度(そんたく)」することをやめましょう、ということですね。
彼の気持ちを考え過ぎたり、思いやり過ぎたりすることは、いずれ「自滅」を招く行為なのだということを、ぜひ覚えておきましょう。
そう言われてあなたは「え? でも、恋愛って相手の気持ちが大事だし、思いやりがないのって人としてどうなの……?」と思うかもしれませんね。
そうですよね、私たちは小さいころから他人を思いやるようにと教えられてきましたし、恋愛においては自分の気持ちだけでは関係が進みませんから、相手の気持ちを知ろうとすることはとっても大事なことです。
でもね、恋愛で大事なのは、あくまで相手の「本当の気持ち」です。
「あなたが考えた彼の気持ち」ではなく、「彼本人が実際に思っている、彼だけが知っている本当の気持ち」が大事なのですね。
恋をすると、どうしても彼の気持ちを自分であれこれ考えてしまいますし、占ってみることだってあるでしょう。
でも……彼の気持ちをあまりに考え過ぎたり、思いやり過ぎたりすると、「彼の気持ちは彼にしか分からない」という事実をすっかり忘れて、まるで自分の頭の中に「彼」が存在しているような気になってしまうのですね。
そうなると大変です!
あなたは「自分の頭の中の彼」と勝手にコミュニケーションを取り始めるようになり、「本物の彼」の気持ちはどこへやら……。
頭の中だけでどんどん「ニセモノの彼」との話が進んでいって、一人で勝手に怒ってみたり、がっかりしてみたり……もう「自滅」の道へ一直線です!
そうならないためにも、まずは「彼の気持ちは彼のもの。彼にしか分からないもの」だということをちゃんと理解しておくことが大切ですよ!
「あなたの頭の中にいる彼」は、決して「彼本人」ではありませんし、彼の「本当の気持ち」は、あなたの知らない別のところにちゃんとあります。
このことをしっかり理解していれば、自分で作り出した「ニセモノの彼の気持ち」に振り回されて、慌てて自分から関係を壊そうとしてしまうことはなくなるはずですよ。
いつでも、相手の本当の気持ちは、あなたの想像したものとは全く違うところにあるのだということを、常に肝に銘じておいてくださいね!