好きな人にはなかなか振り向いてもらえないのに、なんとも思ってない人からはなぜか好意を持たれることってありませんか？

好意を持ってもらえるのはありがたいけれど、世の中うまくいかないなあ、なんて思ったり。

それに、自分に好意を寄せてくれる人の多くは、申し訳ないけれどそんなに好みではなかったりして、「せめて好きになれそうな人だったらいいのに……」と考えたりすることも……。

これはきっと、多くの人が思う疑問ではないかと思います。

実はこの謎、解くのはカンタンです。

そして、この謎を解くことが、あなたが本当に愛する人と愛し合うための第一歩でもあるのです。

さて、この謎を解くヒントは、「あなたの好みではないけれども、あなたを好きになってくれる人たち」です。

その人たちのことをよく思い出してみると……なんとなくタイプが似通っていませんか？

そうなんです。あなたはその似通っている「あなたを好きになってくれる人たち」から見て、好みの女性だということなんですね。

あなたは、自分では全く意識していなくても、知らず知らずのうちにその人たちが求める“タイプ”の女性を演じてしまっているのです。

その人たちはあなたの何を見て“タイプ”だと思っているのかというと、それはきっと「得意なことをやっているときのあなたの姿」です。

たとえば、あなたが望んでいなくても、リーダーシップを取るのがたまたま上手だったら、「誰かに頼りたい」と思っている人たちからモテてしまうというわけです。

この、私たちが社会の中で使っている姿は「ペルソナ」と呼ばれることもあります。

これは、「本来の自分」とはちょっと違う、社会の中で安全かつ有利に生きるために私たちが身に着けた仮面です。

でも、この「ペルソナ」とは、最初にもお話ししたように「好きでもない人からばかり好意を寄せられる原因」にもなり得るのですね。

ですから、愛する人から愛されるための第一歩は、まずあなたがこの「ペルソナ」を脱いで「本来の自分」を見せられるようになることです。

あなたが「本来の自分」を表現できるようになることで、あなたは自分が本当に愛されたいと願う「真の恋愛相手」から見つけてもらえるようになるのです。

では「本来の自分」っていったいどこにあるんでしょうね？

それを思い出すための、一番手っ取り早いおすすめの方法があります。

それは、あなたの小さい頃からの知り合いや幼なじみと一緒に服を買いに行って、「私にはどれが似合うかな？」と聞いてみること。

その人たちはきっと、今のあなたの好みではない、あなたが「自分には似合わない」と思っているような服を選んでくれることでしょう。

そしてきっとあなたは「ええー？　こんな服、着たことないよ！」なんて思うかもしれません。

でも、鏡の前に立ったとき、あなたはなぜかとても懐かしい感じがするはずです。「昔の自分」を思い出して、ハッとするような感覚が……。

その瞬間、あなたは自分でも気づくでしょう。その姿こそが、自分が忘れていた「本来の自分」の姿だということに。

そしてその姿こそが、ほかの誰でもない、あなたが本当に愛し愛されたいお相手のために用意された、あなた自身の本当の姿なのです。

その服を着たあなたは、きっと自分では見慣れない「あなた」でしょう。

「こんなの自分じゃない！」と思うかもしれませんね。

でも、決して好きでもない人に言い寄られる「あなた」でもありません。

「こんなの自分じゃない！」――そう思えるくらいの服を他人に選んでもらうことで、あなたは「本来の自分」を取り戻す第一歩を踏み出せるでしょう。

それはきっと、スペシャルな人生の始まりになりますよ！

ぜひ勇気を出して取り組んでみてくださいね！