- Written by タロット占いラーヤ
彼に「私のこと好き?」と聞く前に知っておいてほしいこと
彼に「私のこと好き?」って聞きたくなることがありますよね。
ちょっと寂しくなったときや甘えたいとき、「彼のことが大好き!」と思ったときなども……。
前回のコラムでは、女性が「彼は私のこと、もう好きじゃないの?」と考えてしまうときのことをテーマにお話ししましたが、今回はその逆の、「彼は私のことが好き?」と思ってしまうときについてお話ししますね。
彼とお付き合いを続けてしばらく経つと、最初のころの彼の特別なふるまいは落ち着いて、ごくごく自然体になっていきます。
それは彼にとっては「カップルとして仲良くなった証」なのですが、女性にとっては「不安のはじまり」とも言えますよね。
彼の気持ちが冷めてしまったのかな、と心配になって、自分の彼に対する好きな気持ちも分かってほしくなって、つい彼に「私のこと好き?」と聞いたら……。
「は? 好きじゃなかったら一緒にいないよ」
なんてアッサリ言われておしまい。
たった2文字の「好き」が欲しいだけなのに、どんなに手を変え品を変え、何度聞いても彼は「好き」と言ってくれない。
さらに、あまりしつこくすると今度は機嫌が悪くなって、ケンカになったりギクシャクしたりすることも……。
では、彼にとって「私のこと好き?」という言葉が、そもそもどんな風に聞こえているのかを分析してみましょう。
私は占い師として、彼の気持ちを占うことも、男性のお客様から恋愛相談されることも多いのですが、女性からの「彼は私のことが好きですか?」という質問については、占いの答えも、実際に男性がおっしゃる答えも、どちらも100%同じです。
「好きなら一緒にいないでしょ」
これにつきます。
「イヤイヤイヤ、だったらそれを口に出して言ってよ、カンタンでしょ? なぜ言えないの? 好きなら言えるでしょ? もしかして好きじゃないの?」なんて女性側はエキサイトしますが、男性は、いちいち「好き」という言葉で二人の関係を確認する意味が全く分かっていないんですね。
そしてどうも、「私のこと好き?」という言葉は、男性からすれば、自分の気持ちを試されているような、疑われているような言葉に聞こえているらしいのです。
そう考えると、「私のこと好き?」という質問に、彼の機嫌が悪くなるのも理解できますね。
あまりに何度も聞くことで、彼は自分の愛があなたには届かないと判断し、「僕の愛では彼女に満足してもらえないんだな」と別れに進むことだってあり得るのです。
女性としては、「だったらそうならないために一言、好きって言えばいいじゃない!」と思いたくなるところですが、男性はプライドの生き物ですから、無理に言わされるのはコントロールされているみたいでイヤだと思うのですね。
もし、あなたがどうしても彼に「私のこと好き?」と聞きたくなったなら、聞いた後にニッコリしながら、「今、私はとても幸せで、こう言いたくなったのよ」と、さらりと一言付け加えてみましょう。
それだけであなたの本当の気持ちが彼に伝わりやすくなりますよ!