- Written by タロット占いラーヤ
あなたの苦しみを癒す「浄化」のすすめ
人ごみに出かけたとき。
人間関係のゴタゴタに巻き込まれたとき。
好きな人とのことでどうにも苦しくなったとき。
普段の自分では考えもしないような暗い考えやこだわりにとらわれてしまったら……それはもしかして、“目に見えないもの”の影響を受けているのかもしれませんね。
“目に見えないもの”――それは、人間が持つ様々な「思い」です。
人間は行動を起こすときの原動力となる「思い」や「念」をたくさん持っています。
行動は目に見えても、その原動力になっているのは、目に見えない気持ちなのです。
ですから、人が集まる場所に行ったり、人間関係でこじれたりすると、他人が出すそれらのオーラが体にまとわりつくことがあります。
そして、元気なときは気にならなくても、疲れたり体調を崩したりすると、人は目に見えないものにとらわれやすくなり、よりネガティブになる傾向にあるのです。
そんなときにさらに厳しい注意を受けたり、理不尽なことがあったりしたら……心はさらに大きな影響を受けてしまい、普段の自分とは違う自分になって自分自身を苦しめたり、暗い考えに支配されてしまいがちになるのですね。
ふと、「あれ? 私、何か変じゃない?」と気づいたら、その気づきがあなた自身を助けます。
本当に自分がコントロールできないときには、その気づきさえ得られないのですからね。
ですから、自分の異変にハッと気づけたなら――まずしてほしいのは、とにかくお風呂に入ることです。
自然塩があれば、頭にひとつかみ乗せて、そのままシャワーを浴びましょう。
バスタブには塩を入れられない場合もありますから、シャワーで塩を浴びてください。
塩を流したら、次はバスタブに入って温まりましょう。
悩んでいるときにお風呂に入るのはとっても面倒くさいかもしれませんが、そういうときこそ、できるだけ念入りに体を洗い、髪を洗い、いつものお手入れを行うようにしてみてください。
それだけで、あなたはすでに100%近く浄化されています。
そしてお風呂から出たあとに大切なことは、お風呂のあと1時間程度は、お風呂に入る前に自分が悩んでいた場所に戻らないことです。
あなたが悩んでいたとき、きっと体がきつくてベッドに横になっていたり、ソファに沈んでいたりしたはずですから、お風呂のあとはその態勢には戻らないようにしてくださいね。
横にはならず、固い椅子、あるいは床に座って、できればスマホからも離れましょう。
そして、ほどほどに体をクールダウンさせてください。
そのあとベッドに入るのは、「眠るとき」だけです。
ベッドは悩む場所ではなく、あなたが休息を取る幸せな場所。
ベッドは、あなたをゆっくりと眠りにいざない、癒しの場所へと連れて行ってくれる大切な場所ですよ。
もし、自分の気持ちが「何か変だな」「いつもと違うな」とハッと気づいたときには、ぜひこの「浄化」をお試しくださいね!