- Written by タロット占いラーヤ
彼に「重い女」と思われない方法
さてさて今回の「大人の恋愛秘密基地」は、「重い女と思われない方法」についてお送りしますよ!
恋をすると、なにが自然なのか、不自然なのか、よくわからなくなるときがありますよね。
例えば、彼の態度を見て、「これって私が好きだからしてくれてるの? いや、好きじゃなくてもするよね……?」なんて悩んでみたり。
また、あなたから彼にアプローチしたくても、「ここまでしたら重い女と思われちゃうかな?」と控えめになってしまうこともあると思います。
なにが重くて、なにが重たくないのか?
それは人それぞれだし、彼との普段のコミュニケーションの距離感によっても変わります。
だから今回は、彼に対して「これだけ気をつけておけばいい」という、あなたに意識してほしい、たったひとつのことをお伝えしますね。
そのたったひとつのこととは、「あなたが彼になってしまわないこと」です。
「彼になってしまう」ってどういうことでしょう……?
簡単に言うと、「彼になってしまうこと」=「あなたが彼の気持ちを考えすぎてしまうこと」です。
彼を好きになると、ついつい考えちゃいますよね。
「彼はこれをどう思うだろう?」
「彼はこれが好きかな? イヤがるかな?」
「彼に嫌われてしまったらどうしよう……」
などなど。
「あなたが彼になってしまわないこと」というのは、つまり、あなたが勝手に「彼」になって、彼の代わりに考えて、勝手に答えを出してしまわないで、ということです。
彼を思いやっているつもりで、彼の気持ちをあなたが一方的に想像して「きっとこうだ」と決めてしまう……。
そんなとき、あなたは「彼」に乗り移っちゃってるんです。
そう、乗っかっちゃってるの。
……これがつまり、「重たい」んです。
あなたが彼に乗っかっている状態というのは、字のごとく、彼にとって「重い」んです。
ただし、間違えちゃいけないのは、「たくさん愛すること」が「重い」ではないってこと。
彼の心を「乗っ取る」、「乗り移る」、「乗っかる」……など、「乗る」という字がついてる行為が、すなわち「重い」わけです。
「あなた」は「彼」じゃありません。
彼は、あなたとは心も体も離れた「他人」です。
そう言うと、とても冷たい言い方に聞こえてしまうかもしれませんが、彼のことをちゃんと「他人」だと思うことで、初めて彼に対する本当の「思いやり」が生まれます。
その「思いやり」とは、彼の気持ちをあなたが「決めてあげること」ではなく、彼の気持ちを「彼に任せる」ということですよ。
離れているからこそ、違う人間だからこそ、あなたは彼に優しくできるのです。
恋愛は「自分自身」とではなく、「他人」とするもの。
あなたと彼の間には、根底にきちんと愛があるのですから、あなたはもっと安心して、思ったことを素直に発信してみてください。
そして、彼に普通に断られちゃっても大丈夫。
ケンカしてもいいし、すれ違いがあっても大丈夫なので、そのときは、修復の努力をしてください。
その繰り返しが、あなたと彼の絆を少しずつ育てていってくれますよ。