好きな人とお付き合いをしていて、「私たち、このまま結婚するのかな……」と感じていても、「いやいや、彼のことは好きだけど、結婚相手としてはどうなの？」と、ためらいを覚えたり、逆に早く結婚したいのになかなか彼が踏み込んでくれなかったり……。

好きでお付き合いしているはずなのに、「結婚」となるとなぜか躊躇することってあると思います。

好きなのは確かなのに、「結婚」となると一歩が出ないのはいったいなぜなのでしょうか？

今回は、「恋愛」と「結婚」の違いをはっきりと見極める方法をお伝えしますので、これを知って、ぜひ自分の未来を積極的にコントロールできるようにしていきましょうね！

さて、「恋愛」と「結婚」、「恋人」と「結婚相手」……いったい何が違うのでしょうね？
どうもその答えは、男性にとっても女性にとっても同じもののようです。

「恋人」と「結婚相手」の違い……それはズバリ、「生命にかかわる関係かどうか？」です。

もちろん「恋愛」だって相手に対しての責任はあります。
でも、お互いが背負う責任の大きさは「結婚」よりずっと小さいものでしょう。

結婚すると、二人で財産を共有することになりますし、出産や病気の時なども二人で力を合わせざるをえません。

つまり、法律婚や事実婚にかかわらず、「結婚」とは「もし生命にかかわることが起きても、この相手と一緒にいたらきっと生き延びられる」と思える関係性のことなのです。

ですから、結婚に一歩が出ないのは、「この人と一緒にいると安心して生きていけないかもしれない……」というリスクがチラチラと頭をかすめているせいかもしれません。

男女ともに結婚相手を選ぶ基準はそう違いなく、一緒にいて「安全であるか」「病気にならないか」「食べていけるか」が重要です。

もちろん、男性の考える「安心」と、女性の考える「安心」のスタイルには違いがありますが、どちらも目的は「命を長らえること」。

それが双方一致することで、「結婚」という選択肢が生まれてくるのですね。

……とすると、あなたが彼と「結婚したい！」と思ったとき、どのような戦略を立てればいいのかが分かってきますよね。

そう、「結婚」を目指すならば、「恋愛」を成就させるのとは違う作戦が必要です。

ただお相手にあなたを愛してもらえるようにするだけでは足りなくて、お相手に「あなたといると生きる意欲が湧いてくる」と思わせることが重要になるのです。

その方法はいろいろありますが、とにかく、お相手に「この人といれば安心して生きていける」「何か起きても、この人とならお互いに生き延びられる」と思ってもらえることが肝心です。

ですから、あなたがもし、愛する彼との「結婚」を目指しているならば、どんなことでもいいので、彼の“生きる力”をよりアップさせることができる力を身につけることを目指してみましょう。

それは必ずしも、「体力」や「経済力」といったものだけでなく、彼の心身を癒せる「気くばり力」や、彼を元気にする食事が作れる「家事力」、お金の「節約力」、彼を温かく励まして、よりやる気を発揮させることができる「サポート力」などかもしれません。

「恋人」と「結婚相手」の違いとは、「生命にかかわる関係かどうか」です。

「二人で一緒にいると、一人で生きているときよりも“生きる力”が湧いてくる」――そんなお相手と幸せな関係を築いていってくださいね！