LINE｡
このツールに現代の女性たちはどれだけ悩まされてきたことでしょう｡

｢いつ送っていいの?｣
｢なかなか既読にならない!｣
｢未読スルーされてる?｣
｢もしかして既読スルー?｣

すべての局面で女性は悩まされますよね｡

LINEに限らず､コミュニケーションツールというのは､すべての部分で女性が悩んでしまうようにできているようです｡

さて､私はお仕事で男性とお話しすることがありますが､大変驚くことがあります｡

それは､男性は女性ほどに恋愛のことを考えていないということ｡

まあなんとなくわかりますよね……｡

でもね､そのレベルは私たち女性の想像をはるかに超えています｡

私たち女性が毎日の隙間に､ふと好きな彼のことがチラチラと頭をよぎったりするのと違って､男性は､もし好きな人が目の前にいたらその人のことを考えるけれど､その人がいなくなったら､また別のことが頭に浮かぶようなんですね｡

仕事しているときには仕事のこと｡
ご飯を食べているときにはご飯のこと｡
テレビを見ていたらテレビのこと｡
みたいにね｡

では､そんな彼は､どんなときにあなたを思い出して､LINEしようと思うのか?

その答えはズバリ､｢危機｣のとき!

｢危ない!｣と思ったときに彼のリスク回避の本能が働き始め､それが行動のアクセルになっているのです｡

男性は本来､リスク回避のために能力の100%を使うようにできていますから､逆に｢安定しているとき｣や｢安全なとき｣は｢行動を変えない｣ということになります｡

その女性との仲が平和で安全だと思っている限り､LINEしたいと思ってLINEする男性はそうそういません｡

だから､彼が行動するのは､あなたとの関係がまだ不安定だったり､｢まずい!｣｢しまった!｣と思ったりしたときなのでです｡

彼から来るLINEというのは､メッセージの内容に関係なく､目的は｢確認｣です｡

あくまでも彼が感じる｢危機感｣ですから､あなたにとっては何の変哲もないLINEかもしれません｡

あなたの方が｢いきなり何?｣と怪訝に思うこともあるかもしれませんね｡

でも､男性にとっての｢危機｣というのはね､｢彼女がどこかに行ってしまいそう!｣というときだけではなく､｢自分が誰かから口説かれたとき｣なんていうのもありますよ｡

そんなとき､彼はごまかすためではなく､あなたに｢助けてほしい｣と思ってLINEしてくるのです｡

だから彼がLINEしてきたときには､めんどくさくても乗ってあげてくださいね｡

そしてここから｡

｢じゃあ彼にLINEしてもらいたいなら､危機を感じさせればいいのね!｣と思いますよね｡

そう､その通り!

次回の後編は､｢彼にどうやって危機を感じさせればいいか?｣の巻です!

ここからあなたの腕の見せ所ですよ｡お楽しみに!