さて本日のタロット占いラーヤの｢大人の恋愛秘密基地｣は､恋する女性がついつい忘れがちなことをお伝えしたいと思います｡あなたが恋愛を｢苦しい｣と感じるときのお話です｡

恋って､不思議なものです｡
あなたとパートナーの二人ですることなのに､恋をしているときのあなたの頭の中は､なぜか独りぼっちなことが多いはず｡
夜に一人でいるときに､占いをしたり､友達に話をしたり､寝る前に彼のことを思ってみたり……｡それらは全部"一人"の作業ですよね｡

そのとき､あなたの頭の中には､きっと素敵だったりちょっと意地悪だったり､もしかしたら他の女性と一緒にいる彼が思い浮かぶかもしれません｡
悲しくて傷ついて……そして涙が出たりもしますよね｡

ここに恋愛の落とし穴があります｡

今日あなたにお伝えしたいのは……

｢恋ってお相手とするものよ｣ということ｡

恋は｢自分自身｣ではなく､｢相手｣とするもの｡｢あなたの頭の中にいる彼｣ではなく､｢本物の彼｣とするものです｡

恋心を彼に届けて愛を成就するためには､｢あなたの頭の中にいる彼｣にではなく､｢本物の彼｣に向かって愛を投げかけなくちゃならないのです｡

冷静なときには､｢当たり前でしょ､そんなの｣と思えます｡
だけど恋をしているときは､ついつい自分に向かって心を使っちゃう｡
｢もし､彼にこうされたら傷つくかも､悲しくなるかも……｣｢彼にこうすれば愛されるかも､こうすれば嫌がられないかも……｣って｡

果ては､自分の頭の中で彼の人格を勝手に作ってしまって､頭の中にいるその彼と喧嘩したり､話し合ったり､振られたり｡

だけど､それは｢本物の彼｣じゃありませんからね｡

ね､恋って彼とするものですよ｡

｢頭の中の彼｣とする恋愛は､それが"ドラマ"だと分かっているうちはとても楽しいけれど､その人格が｢本物の彼｣を超えてしまったとき､あなたはどんどん本当の彼を見なくなってしまうでしょう｡特に占いをすると､占いで言われた彼の気持ちに悩み､傷つくこともありますよね｡

本物の彼は何も悪いことをしていないのに､あなたは傷ついて爆発して､自滅するかもしれません｡あなた一人で悲しんで､彼が､｢え?僕､何かした?｣なんてことになっちゃうかもしれません｡

だから､｢恋は彼とする｣と決める｡

恋はそこから｡

大丈夫｡安心して｢彼｣を愛してくださいね｡ちゃんと相手に向かって投げかけた愛はすぐに届きます｡そうしたら恋が次の段階に進むのも､もう目の前ですよ｡