あなたの周りにはいろんな人がいると思います。

ちょっとうざったい人、ずっと文句を言ってる人、あなたに少し意地悪をしてくる人……。

こんな人たちが優しく穏やかになって、あなたにも丁寧に接してくるようになったら、どんなに生きやすいでしょうね。

今回はね、人付き合いが苦しいと感じてしまうあなたに、周りが「いい人ばかり」になる、とってもカンタンな魔法の言葉をお伝えしましょうね。

言葉って不思議なものです。相手から何か言われたとき、その返事の仕方によって、二人の関係はいとも簡単に変わったりします。

だからね、こんなときはぜひこう言ってみてください。

誰かから「ありがとう」と言われたときには、「どういたしまして。喜んでくれてよかった」の一言を！

どうでしょうか？
頭の中で言ってみると、「いや～、でもそんなに大したことしてないのに、『どういたしまして』って偉そうな気がする……」と感じたかもしれません。

実際に、誰かから「ありがとう」と言われると、普段はついつい「いやいや、いいのよ～」なんて返すことが多いかもしれませんね。

だけど、ちょっと待ってください！

「ありがとう」と言う感謝の気持ちは、そのお相手からのプレゼントなのですから、そこは子どものようにそのまま素直に喜んで、「それくらいのことで申し訳ない」なんて思わずに、ちゃんと受け取っていいのです！

「ありがとう」という言葉は、相手が受け取ってくれて初めて「感謝」に育ちます。

「ありがとう」と言った人は、相手にその言葉を受け取ってもらうことによって、初めて「感謝をした人」になれる。

だから、あなたの「どういたしまして」の一言だけで、そのお相手は人に感謝をする「いい人」に変身できるのです！

こういうほんの少しの会話の積み重ねが、お互いの関係性やコミュニケーションの形を気づかないうちに形作っていくのですね。

とはいえ、日本語ではなかなか言う機会のない「どういたしまして」という言葉。
とっさに出てくるものではないですから、やっぱり練習は必要です。

「どういたしまして」
「喜んでくれてよかった」

これらの言葉を、ぜひ思いついたときに練習してみてください！

謙遜やへりくだることが「美徳」とされる日本では、それが行き過ぎて、お互いの厚意を受け取らない関係になりがちです。

でもね、感謝を受け取るのは、感謝する側にとっても、される側にとっても嬉しいこと！

どうぞあなたのその魔法の一言で、周りの人を「いい人」に変身させてあげてくださいね！