最近、彼からのLINEが減ってきた気がする……。

冷めちゃったのかな？　嫌われちゃったのかな？　仲良くなってすぐのころはどんなに忙しくてもすぐにLINEの返事をくれていたのに……。

「今日は何してるの？」って聞かれたから、とってもうれしくなって「ヒマだよ！」って返事をしてもそれっきり。

アレ？　デートのお誘いじゃなかったの？　と、いつまでも彼の返事を待ち続けてボロボロになってしまう……。

本当はもっと大切にされたいのに、どうすればいいんだろう？

――そんな経験をされたことはないでしょうか？

女性は恋愛をすると、どうしても彼からのLINEを待ってしまいますよね。

男性にとってLINEは「ただの連絡ツール」だということは分かっていても、どうしてもその返事の内容や頻度で愛を量りたくなってしまいます。

そして、「大切にされること」と「LINEの返事があること」を、つい結びつけて考えがちになりますよね。

そう、愛されていたらきっとLINEは来るでしょう。

だけど逆に、「LINEが来るから愛されている」と量れるものでもありません。

LINEの返事はあくまで「LINEの返事」。

大切にされることは「大切にされること」。

この二つは全く関係ないのです。

もしも、「LINEが来ること」と「大切にされていること」とを結びつけて考えてしまっているとしたら……ここを間違えてしまうと大変なことになります。

あなたはいつまでも彼からのLINEを待って待って、ずっと待って、ようやく返信が来たときには「ああ、やっと来た！！！　返事が来た！！！！」「やっぱり私は大切にされているんだ！」と思うでしょう。

でも……そう思ってメッセージを見たとき、そこにすごーく自分勝手なことが書いてあったとしたら……。

たとえデートのお誘いだったとしても、あなたの都合を考えてくれていないようなスケジュールだったり、彼の欲求だけを満たそうとするものだったりしたら……。

あなたは、そこに違和感を抱くけれど、きっと「大好きな彼からのLINEだし、返事をくれたということは、彼も私を思っていてくれてるはず！」と無理して自分を納得させてしまうでしょう。

そして、いざ約束の時間に行ってみると、とても大切にされているとは思えないデート……いえ、デートとは呼べないような展開が待っているかもしれません。

「LINE」と「大切にされること」が結びついてしまっていると、こんな風に、彼の「言いなり」になってしまうことがあるんですね。

これはとっても危険なこと！

あなたの操縦士はあなた自身です。

だから、たかがLINEひとつで彼に操縦されて、彼にあなた自身を明け渡さないようにしてくださいね。

そして、彼に本当に大切にしてもらいたいのなら、何よりもまず、あなた自身が「大切なもの」になる必要がありますよ。

そう、相手にちゃんと大切にされたいと思うなら、まずは自分で自分を大切にすること、自分で自分をたくさん喜ばせてあげることです！

あなたはあなた自身のものなのですから、どんなに相手を好きでも、自分を明け渡さなくていいのです。

そうやって、あなたがちゃんと自分を大切にしていれば、彼も同じように「あなた」を大切にしてくれますよ。