大人の恋愛秘密基地

Written by タロット占いラーヤ
彼への「依存」で苦しむあなたへ

彼への「依存」で苦しむあなたへ

彼のことで頭がいっぱい過ぎて、彼の機嫌がいいと自分までうれしくなったり、彼が不機嫌だと嫌われた気がして落ち込んだり……。

そうやって彼の振る舞いが、自分自身の気分の浮き沈みにまで影響し始めたら……もしかしてこれって「依存」……?

この言葉を見て、あなたもドキっとしたことがあるかもしれません。

そもそも「依存」とはどういう状態のことを言うのでしょうか?

広辞苑では、「他のものをたよりとして存在すること」と書かれています。

つまり言い換えると、「それなしではいられない状態」、「それがあってこそ自分が存在できる(と思っている)もの」でしょうか。

さて、ここまで読んでこられて気付かれた方もいらっしゃるかもしれません。

そう、「依存」の対象というのは常に、自分自身の「外側」にあるのだということです。

自分の「外」にあるものですから、あなたはまず、その依存対象に手を伸ばしてつかみ、ジグソーパズルのように、自分の「中」にはめこもうとするでしょう。

でも他者は自分の思い通りにはなりませんから、あなたが欲しいと思っているピースは、他者に求めても決して得られません。

つまり、他者への「依存」の怖いところは、あなた自身の中の足りないピースをいつまでも埋められず、不安が続いてしまうところなのです。

「じゃあどうすればいいの!?」「私の心は一生、満たされないということ!?」と思うかもしれませんが、怖がらなくても大丈夫ですよ!

実はこの依存対象、ちゃんと「替えがきくもの」だということを知っていましたか?

「え? 私は“彼”じゃないと絶対ダメなのに!」と思うでしょうか?

でも、あなたが「彼じゃないとダメ」と思う気持ちのさらに奥には、彼への依存心を作り出している、本当の「依存のもと」が存在しているのです。

あなたの内側にある本当の「依存のもと」……それを埋めるための依存対象が、今のあなたにとっては「彼」なだけなのですね。

だから、あなたは「彼じゃないと自分の心は埋められない」と思っているかもしれませんが、実は、あなたが本当に欲しているのは、この「依存のもと」の方にあるのです。

「依存」と聞くとドロドロとした大人の言葉に聞こえるかもしれませんが、一度心から素直になって、自分の「依存のもと」は何なのか、自分が彼に求めているものは何なのか、自分の内側を静かに見つめてみましょう。

そうすると、自分にとっての「依存のもと」は、「安心が欲しい」「信頼が欲しい」「確かな絆が欲しい」「大切な人をずっと愛したい」といった、とても純粋な願望に置き換えられることに気が付くと思います。

ですから、自分の中にある「依存のもと」を知らずにいると、とってももったいないことが起こるんですよ!

もし、あなたが自分の心の中の「依存のもと」、つまり、自分の「本当の願望」に気付かずに、ただ「彼」だけを見つめ続けていたとしたら……どれだけ彼を愛し、どれだけ彼の言葉や行動を求めていたとしても、彼が投げかけてくれた深くて強い愛に気付くことができず、満たされない気持ちを抱え続けたままになってしまうでしょう。

彼がどれだけのことをしてくれても、心が満たされないというのはとても苦しいことですよね。

でも、あなたが本当に欲しいピースはきっと「彼」なのではなく、「安心」や「信頼」、「切れない絆」や「愛」なのです。

そこにちゃんと気付いていれば、彼の言動の中に、それらがちゃんと含まれていることにすぐ気付いて、自分の中に足りないピースを埋めることができるはずですよ!

反対に、もし自分が欲しているものを彼の言動の中に見つけられなかったなら……すっきりとした気持ちで彼から卒業することだってできるでしょう。

あなた自身は、本当は「何」が欲しくて彼を見つめているのでしょうか?

あなたが埋めたいと思っているのは、自分自身の心のどこなのかを、どうぞゆっくりと探してみてくださいね。

それはちっとも怖いことではありませんから、ただ素直に、素直にね♪

大人の恋愛秘密基地|タロット占いラーヤ

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