お付き合いが始まる前は、彼からのLINEや声掛けがとってもマメで、いろんな期待をしながら気持ちが盛り上がっていきますよね。

お互いの気持ちが少しずつあらわになっていく過程はとても幸せで、これこそ恋愛の醍醐味です。

でも、お付き合いが始まって「さらに大切にしてくれるはず」と思いきや、彼はだんだんとこちらのスケジュールを尊重しなくなったり、相談しても向き合ってくれなくなったり、挙句の果ては返事さえくれなくなっていくことも……。

「もう私のこと好きじゃないのかな……」と考えると全部つじつまが合うような気がして、お付き合いを続けることに疑問が生まれることもあります。

男性が交際前と後でこのように変化していくのを、あなたも体験したことがあるかもしれませんね。

好きならば、付き合った最初の頃のようにずっと私を大切にしてくれるはず。
好きならば、きちんと私に向き合ってくれるはず。
好きならば面倒くさがらず、好きならば不機嫌そうな顔は見せないはず……。

女性はそう考えがちですが、どうも男性は違うようなのです。

女性はお相手ヘの「好き」という気持ちがそのまま行動として表現されます。

つまり、彼のことを好きだったら、彼のためにちょっと無理をするし、彼を優先するし、彼の前ではできるだけ機嫌よくして笑顔を心掛けることが多いですよね。

でも、どうも男性は恋人には「あるがまま」の姿を見せて、それを受け入れてもらうのが「愛」だと思っているようなのです。

つまり、あなたの前でも無理はしないし、面倒くさいことはやっぱり面倒くさそうにするし、不機嫌であれば不機嫌なままなのです。

ですから、あなたが彼とお付き合いをしているとき、もし彼がどれだけあなたの前で面倒くさそうな顔をしたとしても、実はまったくあなたへの愛は冷めていないということなのです！

どんなに愛があっても「面倒くさいものは面倒くさい」のが彼なのです。

お付き合する前の、まだ最初のころの彼のマメさは、あくまで彼なりの「礼儀」です。

お付き合いが始まって、あなたが彼にとっての「身内」になれば、もうその礼儀は必要なくなるのですね。

そう言われても、「いやいや、親しき仲にも礼儀ありでしょ！」とあなたが思うなら、そこから先は彼とのすり合わせ。彼との次の一歩の始まりです。

男性は本当に冷めていたら別れます。

男性が別れようとしないときは、あなたをちゃんと愛しているのです。

でも！「面倒くさいことは面倒くさい」。ただそれだけなのです。

あなたへの愛の量とは全く関係ないことを、ぜひ知っておいてくださいね！