- Written by タロット占いラーヤ
占いに行ってがっかりしたときは
あなたはきっと占いが大好きだと思います。
自分や彼のことを占って一喜一憂して、それが一日のコンディションに影響することもあるでしょう。
占いに行くなら、やっぱり当たる占い師のところに行きたいですよね。
その占い師が一番正しいのか、どの占い師が一番よく視えるのか……あれこれ調べて確実なところに行きたくなります。
でも、いざ行ってはみたものの、いいことは何も言われず、逆にイヤな言葉で表現されてがっかりすることもあるでしょう。
そんな時は、来て損したと思うだけでなく、心がとても傷ついて、悲しくなって、恋の行く末についても自暴自棄になるかもしれません。
今回は、あなたが占いに行ったとき、何を言われてもがっかりせずにいられるコツをお伝えしましょう。
まず、あなたが占いの結果に傷ついたりがっかりしたとき――ほとんどの場合は、その鑑定結果ではなく占い師さんとのコミュニケーションによってショックを受けているのだ、ということです。
よく考えてもみてください。
占い師の私が言うのも変な話ですが、あなたがひとりで占いに行くとき、その場に彼はいません。
占い師は彼という人を視て、あるいは感じて、その占い師の言葉で彼のことを説明します。
でも勘違いしてはいけないのは、占い師は「彼ではない」ということです。
そこにいるのはたった二人。つまりあなたとその占い師です。
だから、もしあなたがその場でいやな気持ちになるとしたら、その原因は、その占い師のコミュニケーション能力の拙さ。
これに限ります。
占い師の言葉が、まるで彼本人の言葉のように思えても、そこに彼はいません。
だから、どんなにうれしくない鑑定結果だったとしても、決して彼が悪いわけではないし、彼があなたにひどいことを言ったわけでもないのです。
だって考えてもみてください。あなたの知っている彼は、そんなことを言う人ですか?
占い師が彼の感情を感じ取ってそれを説明しても、それは実際の彼の言葉ではないんです。
彼の感情を、どの言葉でどう説明するかは彼だけができること。
よく覚えていてください。その恋は、あなたと彼だけのものです。
二人の間に入った占い師の言葉に惑わされないでください。
その占い師には、あなたの人生を変える力なんてありません。
占い師の言葉を聞いて「よし! 私はこうしよう!」と思ったあなた自身の決断だけが、あなたの人生を変えていくのです。
たとえ占いでイヤな気持ちになったとしても、あなたは実際に彼に傷つけられたわけでもないし、彼に想いが届かなかったわけでもありません。
「占い師がイヤな言い方をした」――ただそれだけです。
あなたは本当は、彼と直接コミュニケーションを取りたいけれど、いろんな理由でそれが難しくて、間に占い師を入れているだけ。
誰かが間に入ると、まるで「伝言ゲーム」のようになってしまって、上手に真実が伝えられないこともあるということを、知っておいてくださいね。
どうか占いの結果だけで、彼や自分自身を疑うことがないように、あなたの人生は「あなた」が決めて進んでいってくださいね。