恋をしていると､すごく不安になることがありますよね｡
彼から連絡がない､LINEが返ってこない､会えない､そしてケンカになったりして……｡

そんな時､つい彼に言わなくてもいいことを言いそうになることがあるかもしれません｡
｢もうどうにでもなれ!｣とLINEしてしまうと､やっぱり彼は予想通り怒って､あなたは｢言わなければよかった｣と後悔して……｡

今回はね､とっても厳しいことを言いますよ｡

あなたが彼のことで不安になって､それを彼に確認したくなってLINEしたり､彼を問い詰めたり､はたまた自分を卑下することを言ったりするのはきっと､彼に｢大丈夫だよ｣と言ってほしいから｡

本当のことを知りたいから､というよりも､｢彼に私の想いを分かってほしい｣､｢彼に大丈夫と言ってほしい｣――実はそれだけなのではないでしょうか｡

でもね､ここで注意してほしいことがあります｡
もしいま､不安な気持ちから彼にLINEを送ろうとしている人がいたらちょっとストップですよ｡

……もしかして､あなたはそのLINEによって､彼の愛情をはかろうとしていませんか?

こういうLINEを送るときって､｢このLINEをしても大丈夫かな､こういうこと言ったら彼は怒るかもしれないな｣という思いが頭をよぎるのに､｢だけどやっぱり不安でしょうがない､送っちゃえ!｣と送信ボタンを押してしまうことが多いと思います｡

本当に自分の不安を消すためだけではなくて､｢わたしがこういうことを言っても彼は許してくれるだろうか? いや､無理だろう､今度こそ彼は怒るだろう｣､｢だけど我慢できない､送ってもいいだろうか……｣そんな風にぐるぐると頭の中が動いて､悩みに悩んで……｡

そう､わたしたちは､ただ彼に｢大丈夫だと言ってほしい｣だけなのに､どう行動すればいいかわからないから､つい我慢できずに不安な気持ちをぶつけてしまうんですね｡

女性同士ならば､こんな気持ちは十分に分かりあえるもの｡
だけど､彼はそうではありません｡彼にはあなたの気持ちは分からず､伝わらず､とんちんかんな返事を送ってきたり､怒ってしまうことでしょう｡

わたしたちは､自分の気持ちを表現するのはとっても苦手です｡
ただ彼に｢大丈夫だと言ってほしい｣という自分の気持ちに気づかずに､ついお互いに不安や心配をぶつけてしまいます｡

だからね､もしあなたが彼にそんなLINEを送りそうになってしまったら､ちょっと手を止めて､｢私は彼に大丈夫だと言ってほしいんだな｣という気持ちを思い出してみてください｡

そして､あなたが彼から欲しい言葉で､愛しく優しくLINEの文章を作ってみましょう｡
きっと言葉の選び方が変わるはずですよ｡

いまだからこそ､そして大切な間柄だからこそ､優しい言葉で､ちょっとだけ遠慮がちに文章を作ってちょうどいいのかもしれませんね｡