好きな彼にちょっとだけ「わがまま」を言いたくなることって、ありませんか？
「ガマンできないほどじゃないけれど、できれば叶えてもらいたいな」くらいのこと。

たとえば、イベントごとのデートやバースデープレゼントだったり、元カノと連絡を取らないでほしい、なんてことだったり。

決して彼を試すわけじゃないけれど、もし、このお願いを聞いてもらえたなら、「彼が私を大切にしてくれている」って思える……そんなお願いごとってありますよね。

彼はもちろん、できるだけあなたのお願いごとを聞きたいはず。

でも色々なお願いをしているうちに、やっぱり「それは無理だよ」という時もやってくるでしょう。
いくらなんでも彼だって無限にお願いを聞けるわけではないですからね。

お願いごとは、相手に叶えてもらえなくなった瞬間、一気に重たいものに育ち始めます。
大したことないお願いだったはずだったのに、断られたショックが2人の仲に影響を及ぼすことだってあるかもしれません。

そんな風に、あなたのお願いごとを彼に断られてしまって苦しい時、試してみてほしいことがあります。

それは、「あなたの心が叫んでいる声を聞くこと」です。

その時、あなたの心はなんと言っているでしょうか？
ちょっと恥ずかしいし苦しいけれど、自分の心に問いかけてみてください。

「なぜ私は彼にその願いを叶えてほしかったの？」
「叶えてもらえたらどうなるの？」
「彼から愛されていると思えたら、私は何を得て、なぜ幸せだと思えるの？」

そして……もしかしたら、その答えはたったひとつ、「彼が私のお願いを叶えてくれたなら、いつまでも、誰よりも、彼に大切にしてもらえていると信じられるから」なのではないでしょうか？

あなたが彼に「お願いを聞いてほしい」と思う時、心の奥には「彼に愛されていると感じたい」「彼から大切にされていると信じたい」というとても大切な思いがあって、その思いが彼に対する「お願いごと」という形に姿を変えて表れているのかもしれません。

ですから、あなた自身がそのことを真に理解したら、今度はきっと、あなたが「本当に叶えたい願い」を、彼が「叶えやすい形」で上手に伝えることができるはずですよ。

そうなれたらきっと、あなたは彼と一緒にいて心からの安心を手に入れることができるでしょう。